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2ちゃん本の書籍化で「編集者と作者」の関係を確認しよう
【6月29日までブログ更新休みます。SWAN SONGの話はそれまでに整理しておきます】


小学館における作家と編集者のトラブルが継続中だが、そんな時、ちょうどいいところに、カモネギのようなネタが飛び込んできた。「電車男」以来よくトラブルになっているが、今度は・・・

ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない (書籍版)発売。

これは、編集者と作者との関係性を見る上で、「編集前の原稿」と「編集後の商業作品」の両方の資料がそろっている、貴重なケースである。ぜひチェックしておきたい。

ところで、読んでもいない(出てもいない)のにこういうこと書くのもなんだが、正直超不安である。

なぜなら、「現代の蟹工船」というあおりから、この方向性に沿って恣意的な編集や、場合によっては改変がなされているように思うからだ。
個人的には第五部・第六部に重点を置いた編集がされるべきだと思っているのだが、「蟹工船もどき」にあたる第二部・第三部に重点が置かれているようなら、完全に別作品である。そのあたり、編集の見識を確かめる上で立ち読みしてみるつもりだけれど、比較する意思がないのであれば、今の時点ではWEBで読んだほうがよいと思う。




参考までに、昔に書いた感想 

ちょっと今の考え方とは違っているが、変わっていない点として、超個人的な意見だが、私はこの作品のことを「ジョジョ」への最大のオマージュだと思っている。(私だけ?いやいや、「この商品をチェックした人は・・・」にちゃんとジョジョ入ってるだろ?

というわけで、これは個人的な要望に過ぎないのだが、「企業のブラックさ」ではなくて、「ブラックな企業における人間賛歌」を伝える編集になっているといいなぁ。善も悪もなく、ただいろんな個性のそろった人間が、圧倒的な質量の敵(デスマーチ)を相手に、どう戦い抜いていくか。その礎はどうやって築かれてきたのか、そういう感じで編集がされていると、とても面白いと思う。

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当たり前だけれど、物語の読み方というのは人それぞれである。
私の読み方は明らかにマイノリティにあたると思う。

ただ、もとの形がある作品に、「編集」が入ってしまうと、編集者の読み方に誘導するような作品になる可能性がある。「電車男」のときは、版権や利益配分の問題が焦点になっていたように思われるが、今度は「編集」に焦点をあててチェックしていきたいと思う。電車男と比べて面白かったし、読み返すのはそれほど苦でもないはず。


日記:漫画ヲタside | 21:24:57 | Trackback(0) | Comments(0)