投稿日:2007-12-19 Wed
「いわれたことしかできない人間を三流、いわれたことを上手にできてる人間で、ようやく二流
貴様はいつになったら一流になるんだ?」
by 法月 将臣
・・・では一流とは何でしょう?
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昨日紹介した「ジョジョ5部のジョルノをDQNにしてみたら」的な記事に関連して、面白い記事を発見したので紹介しておく。
なぜ同じく「潜在的な」能力が優れているはずなのに、
現実において「木村君」は失敗し、ジョジョにおいて「ジョルノ」は成功したのだろうか?
結論から言うと、ちょっとした差が
ジョルノを一流にし、木村君を三流以下へと分けてしまったからである。
それはつまりどういうことなのか?そもそも「能力」とは何なのか?という話をしよう。
◆能力は関係の中においてのみ観測される
状態変化の特異点におかれた人、誰かからその能力を要請された人というのは、要するに触媒なんだと思う。
状況定義を行う人の優秀さこそが、触媒の優秀さを引き出すのだと思う。
だから、何かの仕事を任された個人の能力は、状況定義を行う人の優秀さと切り離して考えられない。
⇒「状況定義」と「能力」と「その人に何をしてほしいのか」。
能力を要請された人は、自分にできること、自分がやるべきと信じたことを行うことしかできないし、
最終的に「出来上がり具合」を判断される何かと、その人が産出した何かとは、
状況定義が甘い場合、一致することが少ない。
⇒せめて状況定義が上手な人が、それだけ得するルールにはなってほしいなと思う。
リスクテイクは本来、状況を定義する人達の仕事であるから、
制度というものは、やはりそうした人達の「優秀さ」を哄笑するようなシステムになってはいけない。
◆「能力」のルール
社会においては「ステータスが高い」人間よりも「使える人材」が重宝される。
つまり、学生が考える能力と、社会で求められる能力は異なる。
社会においては、頭が良いか、勤勉か、素直か、などは
「ポテンシャル」とされるものであって、それ自体は採用の時以外評価される機会はない。
潜在している能力をどこまで引き出せるかどうかは
自分がどこまで状況を理解し、それにどれだけあわせられるか次第、ということだ。
魔法しか使えないダンジョンでいくら「武器」が強くてもムダ以外の何物でもないのと同じだ。
つまり、最初に「状況定義できるかどうか」ありきなのだ。
◆二流
「状況が求めるもの」を理解したら、
次に自分の「潜在能力」の中から、「求められているもの」のために
自分の能力のいくつかの要素を組み合わせてはじめて「能力」を作り出す。
後はその「能力」を勤勉に行使すればよいことになる。
これが冒頭で述べた二流の状態である。
◆三流
そしてこの「状況判断」を他人にゆだねている状態が三流だ。
そうすると、能力のカスタマイズを自分の判断で行えないため、
どうしてもパフォーマンスが、最適化された二流の人より劣ることになる。
勤勉なだけでは上手くいかないのはこれが原因になる。
◆三流以下
潜在能力がいくら高くても
「状況定義」を誤っていたり、「状況が要請するもの」を満たすことが出来なければ
それは能力不足ということになり、三流以下ということになってしまう。
木村君は潜在能力は誰よりも高かったがこの状態に陥ってしまった。
◆一流の人間とは何か?
これは正確な「状況判断」を行うことが出来た上で、
自分の有利な条件に「状況」を変革する能力がある人間だ。
自分が望む変化を引き寄せる能力がある人間のことなのである。
ここいらの一流の技に明確な決まりはない。本質は「変化」にあるのだから。
が、人間関係構築がうまいことや、環境整備・根回しの能力などは必須とされる。
参考としては「ジョジョの奇妙な冒険」における「マン・イン・ザ・ミラー」戦を
見ていただいてもいいし、本屋に言ってビジネス書を読むのもいいだろう。
ただ、学生のうちからこういうものばかり読んでいると、
「いきなり一流を目指す」という間違った方向性に走る危険があるから注意。
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というわけで結論。
<新人・大学生向けプログラム>
いきなり一流になれる人間はマレであることを理解すべき。
新人は「三流以下」から順にあがっていき、まず二流になることを目標とすべきだ。
「二流」になってみると、「一流」のどこが、どのようにすごいのかが初めて見えてくる。
なにより、本当に一流を目指す気になれるのはそこからだ。
<転職志望の人向けプログラム>
自分がいつまで経っても三流以下のままだという場合は、環境を変えることを考えるべき。
就職活動や転職活動では自動的に「三流」以上になることが求められる。
その環境に身をさらせば、会社が何を求めているかを真剣に考える思考回路が開く。
また、その時に努力すれば、「二流」になることを求められる職場が見つけられる。
そうなれば、自分の人生は再び加速するだろう。
<人事&私の上司向けプログラム>
管理職は、部下を三流のままで押し込めようとしないで、
もうちょっとうまく人を使うこと、人に考えさせることを学んでください。
人事は、三流の人間を管理職につけないような仕組みを作ってください。
「二流」を評価し、「一流」を見つけ出す評価制度をこそ求む。
これからの求人活動では、
「明るい職場」とか「やりがい・成長」という曖昧な夢物語を語るのではなく、
「三流の人間をいかにして管理職につけないか」という明確な基準を
学生に対して明確に示せた会社こそが魅力的に感じられると思います。
学生が求めているのはもはや「生存欲求の充足」ではないのだから・・・。
<オマケ>冒頭の台詞を使ったネタ
<オマケ2>FS-「法月将臣の名言集」
個人的に一番お気に入りなのは
「管理とは、成長させることだ。現状を維持することではない」
こいつ見てると、このスレ思い出すなぁ。
悪魔のような教師と俺の3年間の戦い
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