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戦場を駆ける医師イコマ : 「被害者の遺族」が本当に求めるもの
「もし、お前が俺と同じ立場だったらどうする?」
「もし、おれが同じ立場になったら、俺は銃を手にとって奴らと戦うだろう。
それでも今の俺は医者だ。みんなを救う義務がある。救いたい!救わせてくれ!」
「そうか・・・お前なら、信じられる・・・皆を頼む・・・」


404 Blog Not Found:News - 元少年に死刑判決 - 死刑の是非の前に問いたい是非
 もし私が同じ境遇に立ったら、
 国に預けた「殺しのライセンス」を真っ先に取り戻しに行ってしまうかも知れない

この文章は、何となく日本にいると遠くに感じるテロリズムについてかんがえさせられる。

私には、幸いにもこうした境遇に置かれたことがないから、
真の意味で、こういう被害者家族の感情について
想像以上の、フィクション以上のものとして理解したりはできない。

しかし、復讐したい相手が国によって守られていたり、
あるいは国そのものだったとしたら・・・その理不尽がまかり通る世界だったら・・・。
復讐殺人やテロリズムというのはそういった、
制度というか社会契約の考えまでないと語れないのだろう。



その点からしても、朝日新聞の記者の発言は、
報道記者として必要なものだったかも知れないがやはり軽率さは否めない。
質問を批判している人も、その点を認識したうえで批判されているのか、非常に疑問である。

「被害者遺族の感情を考えろ」というが、所詮それだって想像にすぎない。
誰もが、感情を「理解」することなん出来やしないのだ。
自分たちが「良い人」でいられる解釈を求めているだけにすぎない。

私達が被害者の為にできることは、こういう言葉狩ではない。まして一つの事件にだけ世論介入することではない。制度や運用を真剣に議論することだろう。今後「正しい証拠や事実認定によって裁判が運用されることを約束する」ことだろう。
それによって、「被害者の死」を無駄にしないことであろう。


今回の遺族である本村さんは、それを切実に求めていることを語ってくれた。
正直、映像を見ていて涙が出た。
その点についてもっと論じるべきだと思う。



「いいひと。」のリストラ編でも同じようなことが描かれていた。

理不尽によって会社から抹殺される人達が、
自らを処する「リストラ制度」を、会社の外に出て作ることによって、
続く人たちが「その理不尽に自らの意思で対処できる」ようにした。
「自らの死」を後に活かそうとした。

今の日本人だけの、いや、マスコミの特徴なのかどうかも知らないが、
とにかく世間が「死人」につめたい、ただその事件を盛り上げるだけ、犯人をたたくことだけで終わってしまって、後に生きてこない。それこそが、一番被害者に冷たいと思う。

取り返しがつかない被害にあった人の為にできること、被害者の死に報いること。
それはもっと考える必要があるだろう。

日記:漫画ヲタside | 22:09:36 | Trackback(0) | Comments(0)
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