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エロゲー業界における「ファンディスク」とは何か?
「ファンディスク」の定義について

当方は、その昔「F&C」のファンディスクのくそつまらなさを体験して依頼、一貫して

FD=顧客満足よりも、製作者満足を重視した作品」と定義しています。

つまり、「製作者の、製作者による、製作者のための同人」がファンディスクの定義。結果としてユーザも高い満足度を得るかもしれないが、それは本質ではないと思うのです。

他にも「ワンソースマルチユースの濫用」「信者からの集金マシーン」「合法的な洗脳搾取虎の巻」「ブランドの切り売り」「会員制サービス経営で満足できなかった強欲の権化」などいろいろ表現することができますが、確実に言えるのは「ユーザより製作者ありき」ということ。故に

素人にはお勧めできない

ということになります。エロゲーにおいて、メーカーとユーザの距離が実は全然近くないということを如実に示す証拠でもありますね。



さてエロゲーにおけるファンディスクは、ユーザという名のファンのためではなく、「製作者が価値を感じるもの」のために作られています。これはユーザ側からみると、「故にこそ」製作者の、その作品に対する愛情・センスなどが、本編よりも明確に発揮されるともいえる。

故にファンディスクは「そのメーカーのスタッフと自分のシンクロ率を図る材料」あるいは「メーカがファンとの関係をどの程度重視しているかを測る材料」とみるべき。定義とは、自分のために自分で設定するのが一番有用ですから!

さて、この観点で見て、ファンディスクからわかるメーカーの誠意に応じて、
その後のブランドに対する対応を考えていきましょう。

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(LV0)ファンディスクの中身や分量がスカスカだったり、ファンディスクに「2学期」とか銘打って正規の値段で売ろうとしたり、わざと本編を不完全にして、続きは「ファンディスクで」などと客をなめた態度をとる会社は、できれば付き合わない方が良い。(ユーザより金が大事)

(LV1)ファンディスクにありがちなサブストーリやアフタストーリがお寒かったり、サービスとは何かを勘違いしていて、ユーザ無視で原作の余韻をぶち壊す追加シナリオを作るなど、製作者と自分のセンスが合わないと思ったほうがいい。

(LV1)1作品ごとにファンディスクを出したりする会社は、「ファンディスクによる補完を前提」としてゲームの作りこみが甘くなりがちなのであまり信用しない方が良い。特にごまかし程度のミニゲームとご褒美CGのセットで分量水増ししようとする会社はLV0認定も可。

(LV2)ファンディスクをおまけと割り切って、萌えやエロに挑戦する会社は、製作者の愛情が過剰で暴走しがち。次回作に期待すべき。やたらとファンディスクのパッケージが大きかったり、余計なおまけがごちゃごちゃ付いてる場合は要注意。

(LV3)ファンディスクという型がテンプレがあって、それに合わせてなんか作ろうかなどという適当な考えでなく、さらに作品の世界観を広げようとする試みがあって、そのための手段の一つとしてファンディスクという形になったという姿勢が見える作品。製作者自身もゲームを愛していると思ったほうがいい。たいていこういう会社はもともとマニュアルや設定資料集が充実していたり、別途配布していたりする。

(LV4)アリスソフト。説明すると長いので割愛するが、ここのファンディスクは独特。

(LV5)ファンディスクが不要なくらい一作品ごとに全力投球する。あるいはファンの解釈の自由にまかせる。そのための材料は揃えておく。そういう会社が最も好ましい。少なくともパッケージ製品という形態である限りは。追加ストーリ程度であれば、パッチでいいと思うんですよね、本来は。

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いくつかのメーカさんに言いたいのですが、

ファンディスクは、あなたが考えているよりずっと大事ですよ?

ある意味、本編以上にユーザのチェック厳しいですよ?ファンなんだから。
大事なお客さんを、一時の金儲けのために些細な手抜きで逃していいんですか?

前にも言いましたが、曲芸のマネしようとかしないでください。
あれは長い間の積み重ねで「よく教育された信者」があってこそ。
ヨソがマネしようとすると完全にポシャりますから!


ところで顧客重視に定評のあるAUGUSTのFDは、やっぱり満足度高かったりするんでしょうか?
教えて!8月の信者さん!


日記:エロゲヲタside | 18:28:51 | Trackback(0) | Comments(2)
コメント
>教えて!8月の信者さん!
八月スキーな自分が簡単にコメしますが・・・。

オーガストファンボックスの出来はファンならば普通に最高と思える出来だと思います。
その中でも一番魅力的に映った部分はやはり
「八月の過去作のキャラたちが入り混じってワイワイやる」という部分でしょう。
普通では決して有り得ない組み合わせのキャラの掛け合いが見れるのは
実に面白かったと当時の私は記憶しています。


こういうこともあって、いつかはもう一度ファンボックス2を出す機会に恵まれれば
是非もう一度作って欲しいと思いますね。

それにオーガストのゲームの初心者様向け
また、自分がしたことがない他のタイトルを知るための機会として
「過去作全ての体験版を同ファンディスク内に同封」
というのは好感が持てるのではないでしょうか?


ちなみに、曲芸でも同じようなネタをFDで出していますが、同じネタを乱発しすぎているので
まったく有り難味が無いという意味もあって曲芸と同じネタであっても
オーガストのほうがより良く感じるんだと思います。
以上でした。
2008-07-10 木 05:55:46 | URL | SOTHE [編集]
>SOTHEさん
ありがとうございます。
やっぱりAUGUSTはレベル高いんですねー。
結局こういう会社が強い、っていうのが「望ましく」はあるのですが
ゲームというのは、そういうサービスだけじゃないと思いたいので
そこら辺複雑なところです。

ファンディスクもサポートもへぼいけど、
他のメーカの追随を許さぬ作品を作って私を虜にするメーカー。
そういうメーカが1つくらいは出てもいいかな、と思ってたり。
2008-07-12 土 02:33:12 | URL | しま [編集]
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